■スマホの画面は小さくて自宅では大画面が嬉しい
スマホは小さいけれど、インターネットにつながる
とても便利な携帯電話です。
それで爆発的に普及してたくさんの人が
利用するようになりました。
でも、スマホの画面では小さくて、
インターネットでWebページを見たり、
動画を観たり、メールや添付文書を見るとき、
スマホの小さな画面にイライラしませんか?
スマホで大きなWebページを見るには、画面全体を拡大しますが、
こうすると、見たい画面を小さな画面上をスクロールさせながら
見ることになります。
見たいページの全体像を見ると細かいところが見えず、
細かいところを見ると、全体が分からなくなる・・・
小さくて軽くて持ち運びが簡単な便利ツールである反面、
その小さな画面ゆえに、不便を強いられるところがあります。
その点がスマホを使っていて残念なところです。
それなら、パソコンを使って大きな画面で見ればいいと思うのですが、
パソコンが置いてあるデスクまで行ってパソコン向かったり、
あるいはノートパソコンをテーブルに持ってきて置き、
よっこらしょと見るのはちょっとおっくうな時がありますのも事実。
パソコンはどうしても起動に時間がかかりますし、
使いたいと思ってから、どうしても3分ほどかかることになります。
それに、スマホならソファの上でも、寝っ転がっても使えますが、
パソコンになったとたん、そういうわけにはいきませんね。
パソコンは、ちゃんといすに座って、
「姿勢を正して」使わないといけないのです。
パソコンはスマホに比べて性能が高くていいのですが、
このように使う場所が制限されるのが大きな欠点です。
そんな不満を解消してくれるのが、「タブレット」なのです。
■タブレットって持ったら本当に嬉しい?楽しい?
スマホでは画面が小さい、パソコンでは使う場所が制限される、
という不満の両方を解消したものが、「タブレット」です。
ベッドやソファに寝っ転がっても、スマホより大きな画面で
インターネットや動画を楽しむことができるのです。
これがスマホの最大の特徴です。
タブレットには大きく3つの特徴があります。
①大画面のスマホ
②小さく軽いパソコン
③持ち運べるテレビ
こうやって見ると、スマホ、パソコン、テレビのそれぞれの
いいとこ取りをしたのがタブレットといっても良いです。
それぞれ特徴を見ましょう。
①大画面のスマホ
タブレットの多くは、スマホよりも 1.5倍から2倍ほどの画面サイズです。
この液晶画面の大きさがとても見やすいのです。
ノートパソコンにもいろいろな画面サイズがあります。
コンパクトな持ち運びに適したノートパソコンの画面は小さいですが、
据え置き型や大きめのノートパソコンだと大画面で、文字が見やすいです。
同じように、タブレットとスマホでは、Webページなど情報の多い画面を
見るのはタブレットの方が圧倒的に見やすいのです。
機能的な面で比較すると、画面の大きさなどを除けば
スマホとタブレットはできることにほとんど違いはありません。
同じアップル製であれば、iPhoneとiPadで同じアプリが動作しますし、
アンドロイドであれば、スマホとタブレットで同じアプリが動きます。
操作感もほとんど同じです。
これが、タブレットは「大画面のスマホ」という理由です。
では次の特長を見ましょう。
②小さく軽いパソコン
スマホは、パソコンを持ち運んでいるようなものだ、と言われたのは
スマホができてしばらくのことですが、それは今でも変わりません。
それどころか、スマホはできることがどんどん増えて、もっとパソコンに近くなっています。
そのくらい高性能なのです。
ただ、コンパクトに作る分だけ、性能に制限があります。
一方、タブレットはスマホよりも大きいために高性能に作ることができます。
もちろん、大きさだけで性能は測れませんが、本体が大きくなる分、
性能も良くする余地があります。
それに、画面が大きくなることにより、
見やすくなるというだけでなく、アプリも使いやすくなるのです。
いかにタブレットが優秀でも、さすがにパソコンと全く同じことはできません。
ですが、「見る」ことが主のタブレットは、自宅で寝っ転がってみたり、
外に持ち出したりするには、とても便利です。
それによって、パソコンとは違う、楽しい使い勝手を提供してくれます。
これが、「小さくて軽いパソコン」という理由です。
では、最後の特長です。
③持ち運べるテレビ
タブレットは、フルHD(1,920×1,050)と同じ解像度持っているものがあります。
このフルHDの液晶画面のタブレットで動画を観ると、
本当にきれいでテレビで観るのに比べ遜色ありません。
今のタブレットは、ネットの速度さえ十分速ければ、
フルHDの動画を再生するくらいほとんど問題ありません。
そのくらい高性能なのです。
さすがに、大画面のテレビの迫力に負けますが、
どこでも観られるというメリットはテレビにない新しい価値です。
ソファで観る、ベッドで観る、電車の車内で観る、トイレで観る、
(防水なら)お風呂で観る、旅行先で観る、浜辺で観る・・・
そんなことをタブレットは実現してくれるのです。
これが、「持ち運べるテレビ」、という理由です。
どうですか?タブレットの魅力が分かりましたでしょうか?